2025/02/06 14:42

栄養価が高く、年中食べられて、
おやつや軽食にとっても便利なバナナ。
冷蔵庫に入れておいたバナナが気付いたら黒くなっていた...
なんていう経験をしたこと、ありますよね。
バナナの皮がどうして黒くなるのか、
黒くなったバナナは食べられのか!?
青果のプロが教えます!
バナナの皮に現れる黒い斑点の正体
この斑点を「シュガースポット」と言います。
「熟成して甘みが増している」というサイン。
この状態になると、糖度は22度前後になります!
- 少し青みが残った状態のバナナ
( 糖度18度ほど ) - 全体がきれいな黄色のバナナ
( 糖度18度ほど ) - シュガースポットが出てきたバナナ
( 糖度22度ほど ) - 1つめは、熟しすぎている
- 2つめは、皮に傷がついてそこから痛みが広がっている
- 3つめは、低温障害によるもの
- 自分の好みの熟度になるまでは常温で保存。
- 好みの状態になったら、房から切り離し、1本ずつをビニール袋に入れて野菜室で保存。
- 好みの熟度までは常温で追熟する
- 好みの熟度になったら、皮をむいて、1本ずつをラップにくるむ。または、1口大にカットして、重ならないように タッパーに並べてもOK。
冷蔵庫に入れたバナナが黒くなる理由
バナナが黒くなる理由はいくつか考えられます。
3つめの低温障害は、暖かい気候で育つバナナは冷気に弱く、
冷蔵庫に入れると、バナナの皮の細胞が壊れ、酵素の働きが活性化します。
すると、酵素化物質で在るポリフェノールが作られて皮が黒くなってしまいます。
この場合は、皮を剥いて実が白ければ美味しく食べられます。